GBPCADは、英国ポンド(GBP)とカナダドル(CAD)の通貨ペアです。第二次世界大戦以前には世界の基軸通貨として流通していた英国ポンドと、豊富な資源国であるカナダの通貨カナダドルの組合せです。英国はEUに加盟していますが、欧州ユーロを採用せず、英国ポンドを自国の独自通貨として流通させています。ボラティリティの高さが特徴の英国ポンドは値動きが荒く、投機的な取引を好む投資家から人気のある通貨です。原油産出国で、エネルギー資源の宝庫でもあるカナダの通貨カナダドルは、原油やエネルギー資源の価格に連動して動く傾向にあります。また、隣国である米国との経済的な繋がりも強く、米国ドルにも連動しやすいという特徴があります。