GBPUSDは、英国ポンド(GBP)と米国ドル(USD)の通貨ペアです。第二次世界大戦以前には世界の基軸通貨として流通していた英国ポンドと、世界最大の経済大国である米国の通貨で、世界一の流通量を誇る米国ドルの組合せです。GBPUSDの外国為替市場におけるシェアは第3位です。英国はEUに加盟していますが、欧州ユーロを採用せず、英国ポンドを自国の独自通貨として流通させています。ボラティリティの高さが特徴の英国ポンドは値動きが荒く、投機的な取引を好む投資家から人気のある通貨です。米国ドルは世界最大の経済大国である米国の通貨で、世界一の流通量を誇る通貨です。安全な避難先として認識されている米国ドルは、リスクオン(リスクの高い資産へ資金を移すこと)になれば売られやすくなり、リスクオフ(安全資産に資金を移すこと)になれば買われやすくなります。米国ドルとの取引ペアは、他の通貨とのペアと比較して取引が活発に行われる傾向があります。