FXのおすすめ通貨ペアランキング!初心者でも勝ちやすい選び方と稼ぎやすい戦略を解説

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FXのおすすめ通貨ペアランキング!初心者でも勝ちやすい選び方と稼ぎやすい戦略を解説

FXのおすすめ通貨ペアランキング!初心者でも勝ちやすい選び方と稼ぎやすい戦略を解説

「FXを始めたけど、たくさんある通貨ペアの中からどれを選べばいいか分からない...」「どうせなら勝ちやすい・稼ぎやすい通貨ペアで取引したい」といった悩みがある人もいるでしょう。

結論からいえば、初心者は「流動性が高い」「スプレッドが狭い」「値動きが穏やか」といった特徴を持つドル円やユーロドルをおすすめします。

とはいえ、実際にはトレードスタイルや時間帯によっておすすめの通貨ペアが変わる点に注意が必要です。

本記事では、FXの通貨ペアの基礎的な知識や取引する通貨ペアを選ぶ基準、おすすめの通貨ペアをご紹介します。これからFXの取引をしたいが通貨ペアを決めていない人は、ぜひ参考にしてください。

目次

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FXの通貨ペアの基礎知識

FXの取引をする際、どの通貨ペアのポジションを売買するか判断する必要がありますが、FXの知識がない人にとってはイメージが湧かないかもしれません。ここでは、FXの通貨ペアの見方やメジャー通貨とマイナー通貨の違い、ドルストレートとクロス円の違いなど覚えておけば損のない基礎知識を解説します。

基軸通貨と決済通貨の関係性

FXの通貨ペアとは、FX取引で売買する2つの異なる国の通貨の組み合わせです。ドル円のように、基準となる通貨と価値を表す通貨で構成されています。

基軸通貨と決済通貨の仕組み

通貨ペアの左側に表示される通貨は基軸通貨と呼ばれており、取引の基準となる通貨です。一方、右側に表示される通貨は決済通貨です。基軸通貨1単位の値段が決済通貨でいくらになるかを示しています。

例えばUSD/JPY(ドル円)が140.00の場合、1ドル(基軸通貨)には140.00円(決済通貨)の価値があることを意味します。まずはこのことを覚えておきましょう。

メジャー通貨とマイナー通貨では取引規模が異なる

通貨ペアは取引規模や流動性(売買のしやすさ)によって大きく以下の2つに分かれます。

種類 主な通貨ペア
メジャー通貨ペア
  • ドル円
  • ユーロドル
  • ポンド円
  • ドルカナダ
マイナー通貨ペア
  • トルコリラ円
  • ユーロメキシコペソ
  • 南アフリカランド円
  • ハンガリーフォリント円

メジャー通貨とは、世界中で取引量が多く、流動性が高い通貨ペアのことです。取引が活発なため、一般的にスプレッドなどの取引コストが低い傾向があります。

一方、マイナー通貨とは、メジャー通貨に比べて取引量や流動性が低い通貨ペアのことです。トルコリラなどの新興国通貨が代表的ですが、豪ドルやカナダドル、スイスフランといった、メジャー通貨に次ぐ先進国通貨が絡むペアも含まれます。メジャー通貨ペアに比べ、スプレッドが広がりやすく、価格が急変動しやすい傾向があります。

point 豆知識

エキゾチック通貨ペアとは、米ドルなどの主要通貨と、新興国や小規模経済圏の通貨(タイバーツ、ポーランドズロチなど)とのペアです。マイナー通貨ペアよりもさらに取引量が少なく、流動性が低いため、スプレッドが大きく広がりやすいのが特徴です。

また、スプレッドは常に固定ではなく、市場の流動性が著しく低下するタイミングで急拡大するリスクがあります。日本時間の早朝(市場参加者が少ない時間帯)や、米国の雇用統計といった重要な経済指標の発表前後、金融危機などの有事の際には、メジャー通貨であっても一時的にスプレッドが大きく開くことがあるので注意しましょう。

ドルストレートとクロス円の違い

通貨ペアは、世界の基軸通貨である米ドルとの関係性によって、大きく2種類に分けられます。

  • ドルストレート
  • クロス円

ドルストレートとは、米ドルが、基軸通貨または決済通貨として含まれる通貨ペアです。例えば、ユーロドル(EUR/USD)やドル/円(USD/JPY)などが該当します。ドルストレートは、世界の取引量の大部分を占め、流動性が高いのが特徴です。

一方で、日本ではクロス円と呼ばれるドル以外の通貨と日本円を組み合わせた通貨ペア(ユーロ円やポンド円など)が多く取引されています。

point 豆知識

市場では通常、クロス円は直接取引されていません。2つのドルストレート(例えばユーロ円の場合はユーロドルとドル円)を経由してレートが合成される仕組みのため、クロス円は、価格の元となるドルストレートの通貨ペア単体よりもスプレッドが広くなる傾向があります。

日本人投資家には損益が日本円で分かりやすく、なじみ深いため、国内業者ではマイナー通貨ペアと円のクロス円の取り扱いも豊富です。

自分に合った通貨ペアの選び方

FXでは少ない業者なら20通貨ペア、多い業者では100種類以上の通貨ペアからどれを取引するか選ばなくてはなりません。ここでは、目的別にご自身に合った通貨ペアの選び方を解説します。

堅実にコツコツ利益を積み上げたい人はドル円や豪ドル円

堅実にコツコツと利益を積み上げたい人は、値動きが比較的穏やかで、経済指標の情報も収集しやすい通貨ペアを選びましょう

これらの通貨ペアの値動きは安定している傾向があり、トレード中に焦りも発生しにくいので、FX初心者の方でも落ち着いて取引の判断ができるでしょう。加えて、また、長期的なスイングトレードにも適しています。

特にドル円や豪ドル円は、世界中のトレーダーが取引しており、日本国内においても経済ニュースで多くの情報を収集可能です。主要国の通貨であるため、比較的相場の方向性を読みやすい傾向があります。大きな損失を被るリスクを避け、堅実に取引経験を積みたい人には、値動きの安定しているメジャー通貨ペアが向いています。

短期間で大きな利益を狙いたいならユーロ円やポンド円

短期間で大きな利益を狙いたい人は、ボラティリティが比較的大きい通貨ペアを選びましょう

point 豆知識

ボラティリティとは、FXにおける価格変動幅を指します。ボラティリティが高い状態は値動きが激しく、短期で大きな利益を狙える反面、損失のリスクも高まります。

ボラティリティが大きい通貨ペアでは、デイトレードやスキャルピングにより少額の資金でも短期間で多くの利益を狙える可能性があります。

ボラティリティと利益の関係
ボラティリティと利益の関係

おすすめの通貨ペアはユーロ円やポンド円です。ただし、値動きが大きい分、エントリーと逆方向に相場が動いた場合、含み損が膨らむスピードも速い点には注意が必要です。

初心者がFXで利益を得る通貨ペアの選び方

初心者だけどFXで早く利益を得たい場合、得することよりも損しないことを基準に通貨ペアを選ぶことで、いきなり大金を失って相場から退場するリスクを抑えられます。ここからは、初心者がどのような基準で通貨ペアを選べば良いのかご紹介します。

流動性の高い通貨ペア

初心者はまず、流動性の高い通貨ペアを選びましょう。

point 豆知識

流動性とは、市場での取引の活発さや売買のしやすさを示す指標です。取引量が多いほど流動性が高くご自身の希望する価格で約定しやすくなり、スプレッドも狭くなります。また、取引参加者が多いほど価格が安定しやすい傾向があり、一部の大口注文が入っただけでは価格が大きく変動しないので、初心者でも安心して取引に臨めます。

流動性が高いといわれている通貨ペアの例を挙げると、以下のようなメジャー通貨ペアです。

  • ドル円
  • ユーロドル
  • ドルカナダ

さらに、ユーロ円やポンド円のようにドルストレートではなくても流動性の高い通貨ペアもあります。一方で、流動性が低い通貨ペアは、買い手・売り手が見つからず、希望する価格で決済できなかったり、スプレッドが異常に広がったりするリスクがあるので初心者にはおすすめできません。

スプレッドの狭い通貨ペア

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことも重要です。スプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるので、利益を出しやすくなります

特にデイトレードやスキャルピングのように1日に何度も頻繁に取引を行うトレードスタイルでは、繰り返し取引を行うため、スプレッドの狭い通貨ペアを取引したほうが、最終的に取引コストを抑えられます。

例えば、以下はXS.com(エックスエス)における通貨ペアのリアルタイムスプレッドですが、マイナーな通貨ペアよりもクロス円やドルストレートの通貨ペアのほうが狭いスプレッドで取引できることが分かるでしょう。

通貨ペア スタンダード(*1) プロ(*1) エリート(*1)
ドル円 1.9pips 1.5pips 1.8pips
ユーロ円 2.7pips 2.3pips 2.4pips
ポンド円 3.2pips 2.8pips 2.9pips
ドルメキシコペソ 229.0pips 189.0pips 66.4pips
ユーロ南アフリカランド 237.7pips 197.7pips 88.1pips
ドル円
スタンダード(*1) 1.9pips
プロ(*1) 1.5pips
エリート(*1) 1.8pips
ユーロ円
スタンダード(*1) 2.7pips
プロ(*1) 2.3pips
エリート(*1) 2.4pips
ポンド円
スタンダード(*1) 3.2pips
プロ(*1) 2.8pips
エリート(*1) 2.9pips
ドルメキシコペソ
スタンダード(*1) 229.0pips
プロ(*1) 189.0pips
エリート(*1) 66.4pips
ユーロ南アフリカランド
スタンダード(*1) 237.7pips
プロ(*1) 197.7pips
エリート(*1) 88.1pips
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(*1)スプレッドは変動制であり、一部の口座は取引手数料込みです。

ただし、市場参加者が少ない日本時間の早朝や、米国の重要な経済指標の発表時、あるいは市場が混乱している有事の際には、流動性の低下に伴い一時的にスプレッドが広がることがあるので注意が必要です。

point ポイント

国内FX業者では、固定スプレッドを取引しているFX業者が多く、海外FX業者では変動スプレッドを採用している業者がほとんどです。固定スプレッド・変動スプレッドにかかわらず、流動性が著しく低い時間帯や経済指標発表前後など注文量が増える時間帯はスプレッドが一時的に大きく広がることがあります。

XS.com(エックスエス)では、メジャー通貨はもちろんマイナーやエキゾチック通貨も含む全42種類の通貨ペアを取引できます。最大2,000倍のレバレッジに対応しており、少ない資金でも効率的な運用が可能です。

情報が豊富で分析がしやすい通貨ペア

初心者には情報が豊富で分析がしやすい通貨ペアもおすすめです。FX取引をする際は、経済ニュースやFX業者、テレビ番組などが提供する以下のような情報も収集したほうが、売買の判断がしやすくなります

  • 経済ニュース
  • 専門家による為替レートの予測
  • 各国の金融政策の動向
  • 各国の政治動向

特に日本円、米ドル、ユーロ、豪ドルといった主要国に関する情報は、多くの投資家の関心を集めていることから、容易に情報を収集できます。初心者向けの情報もあるため、FX取引が初めての人でも理解しやすいでしょう。

一方、情報が少ないマイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアに関するニュースは、ほとんど取り扱いがありません。海外の情報源から情報を収集しなければならない通貨もあるため、初心者が最初に選ぶべきではありません。

突発的な政治・経済関連のニュースなどで予測不能な値動きをすることも珍しくなく、分析が難しいため、初心者は避けるのが無難です。

FX初心者におすすめの通貨ペア3選

FX初心者におすすめの通貨ペアは以下の3つです。

  1. ドル円
  2. ユーロドル
  3. ユーロ円

それぞれの通貨ペアの特徴について順番にみていきましょう。

1.ドル円

ドル円は、私たち日本人にとって最も馴染み深い通貨ペアです。値動きも比較的安定しているため、大きな価格変動に慌てることなく、落ち着いて取引を学びたい人に最適です。BIS(世界)が3年毎に発表するOTC外国為替取引高(2025年4月)によれば、ドル円の取引量は世界第2位であり、流動性も高いといえます。

以下は、データを基に作成した主な通貨ペア毎のシェア率です。

通貨ペア シェア
ユーロドル 21.2%
ドル円 14.3%
人民元ドル 8.1%
ポンドドル 7.6%
ドルカナダ 5.3%
豪ドルドル 4.9%
ドルスイス 4.9%
通貨ペア シェア
ユーロドル 21.2%
ドル円 14.3%
人民元ドル 8.1%
ポンドドル 7.6%
ドルカナダ 5.3%
豪ドルドル 4.9%
ドルスイス 4.9%

日本のニュースでも毎日のようにドル円の動向が報じられていることや経済雑誌やFX業者も積極的に情報を提供しています。

さらに、ほとんどのFX会社でスプレッドが最も狭く設定されており、少ない取引コストで取引が可能です。ドル円は、米国の雇用統計やFOMC(連邦公開市場委員会)といった主要な経済指標が発表される際には、価格が大きく動く傾向があるため注意が必要です。

2.ユーロドル

ユーロドルは、世界で最も取引量が多いため、初心者にもおすすめの通貨ペアです。ドル円と同じくスプレッドが狭く、ご自身の希望する価格で注文が通りやすい傾向があります。

加えて、世界中の市場参加者が動向を見守っているため、トレンドやパターンが比較的素直に出やすいと言われています。経済指標はもちろん、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が発表される際には、為替レートが大きく変動することがあるので注意しましょう。

3.ユーロ円

ユーロ円は、ユーロと日本円を組み合わせたクロス円と呼ばれる通貨ペアの一つで、日本人トレーダーにも高い人気があります。ドルストレート以外の通貨ペアの中では、比較的取引量が多いため、初心者でも安心して取引しやすいでしょう。

ユーロ円は、ドル円の動きにつられやすいので、ドル円とユーロ円の両方を見ることで、複数の視点から相場を分析できます。取引をする際は、日本だけでなくユーロ圏の経済状況も把握する必要があるため、ドル円よりも情報収集に手間がかかるかもしれません。

トレードスタイル別のおすすめの通貨ペア

おすすめの通貨ペアはトレードスタイルによって異なります。ここでは、スキャルピングやスイングトレードに加えて、スワップトレード、EA(自動売買プログラム)におすすめの通貨ペアをそれぞれご紹介します。

スキャルピングやデイトレードにおすすめの通貨ペア

スキャルピングやデイトレードにおすすめの通貨ペアは、ドル円、ユーロドルなどです。スキャルピングやデイトレードは、短期間で取引を完結させるトレードスタイルです。何度も取引を繰り返す必要があるので、スプレッドが狭くボラティリティが適度にあるこれらの通貨ペアを推奨します

これら3つの通貨ペアは、世界でも取引量が多く、流動性が高い傾向があります。そのため、スプレッドが狭く、注文も通りやすいので、短時間で確実に売買を繰り返す短期トレードではおすすめの通貨ペアです。

スイングトレードにおすすめの通貨ペア

スイングトレードにおすすめの通貨ペアは、豪ドル円、ニュージーランドドル円、ドル円など、明確なトレンドが発生しやすい通貨ペアです。スイングトレードとは、数日から数週間程度ポジションを保有し、比較的大きなトレンドを狙う中期のトレードスタイルを指します。

スイングトレードでは、日々の細かな価格変動に惑わされず、大きな流れに乗って利益を狙うため、経済情報が豊富で分析しやすい通貨ペアが向いています。特に、各国の金融政策や主要な経済指標の結果によって、一方向へのトレンドが形成されやすい通貨ペアがおすすめです

例えば、豪ドル円やニュージーランドドル円は、オーストラリアやニュージーランドの資源価格や、主要貿易相手国である中国経済の動向に強く影響されます。これらと日本の金融政策との金利差が市場で意識されると、数週間にわたる強いトレンドを生み出すことがあります。

また、ドル円も、米国のFOMCと日銀の金融政策における方向性の違いが明確になった場合、長期的なトレンドが発生しやすいです。

point 注意事項

スイングトレードは週末をまたいでポジションを保有することが多いため、休日の間に戦争や紛争が起きたり重要な選挙があったりすると、月曜日の市場開始時に窓開けが発生するリスクがあります。設定した損切りラインを超えて価格が飛んだ場合、含み損が想定外に大きくなることがあるので注意が必要です。

スワップトレードにおすすめの通貨ペア

スワップトレードにおすすめの通貨ペアは、メキシコペソ円、南アフリカランド円、トルコリラ円など、政策金利が高い新興国通貨と日本円のような超低金利通貨との組み合わせです。

スワップトレードの基本は、金利差が大きく、日々の受取額が見込める通貨ペアを選ぶことです。新興国通貨が選ばれやすい理由は、インフレ抑制のために政策金利が高く設定されているためで、買いポジションを保有することで比較的大きなスワップポイントを得られる傾向があります。

一方で、新興国通貨は価格変動が大きい点に注意が必要です。高金利の背景には、政情不安や経済減速、インフレ懸念などのリスク要因が存在し、通貨価値が急落する場面も珍しくありません。含み損が膨らむと、積み上げたスワップより損失が大きくなる可能性があるため、資金管理は欠かせません。

通貨ペアによっては、保有期間中にマイナススワップが発生します。長期保有を前提とする場合、このスワップコストがパフォーマンスを押し下げる要因になり得ます。コスト負担を抑えたい方は、スワップフリー口座を提供している海外FX業者を検討すると、資金効率を維持しやすくなります。

例えば、XS.com(エックスエス)では、スワップフリー口座を提供しており、FXメジャー通貨や各種CFD商品について1日〜10日間のマイナススワップが発生しません。スワップフリー口座を探している人は、XS.comの口座開設を検討してみてください。

EA(自動売買プログラム)におすすめの通貨ペア

EA(自動売買)におすすめな通貨ペアは、採用しているロジックによって異なります。ロジックの特徴と相場の性質が合うほど、EAは安定した成績を出しやすくなります。

レンジ系のロジックでは、値動きが落ち着きやすい豪ドルNZドル(AUD/NZD)やユーロポンド(EUR/GBP)がよく使われます。両国の経済環境が近く、大きなトレンドが出にくい傾向があるため、レンジを前提としたロジックが機能しやすい通貨ペアです。

トレンド系のロジックでは、市場の方向性が明確に出やすいドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)が選ばれることが多く、政策金利や経済指標が価格に反映されやすい点が特徴です。

また、取引回数の多いEAではスプレッドの狭さが重要になるため、主要通貨ペアを選ぶことでコストを抑えやすくなります。逆張り系のロジックでは、急変動が比較的少ないユーロポンドが候補に挙がる場合もあります。

EAを運用する際は、ロジックに合わせて通貨ペアを選定することが大切です。ロジックと相場の特徴が一致すると、EA本来のパフォーマンスを引き出しやすくなります

point 注意事項

EAはあくまで過去のデータに基づいて作られたプログラムであり、未来の相場や利益を保証するものではありません。急な相場変動や過去になかったパターンには対応できない場合があるため、自動売買であっても定期的な監視とパラメータの調整、他のEAへの変更といった対応が必要です。

取引時間帯別のおすすめの通貨ペア

FX市場は24時間動いていますが、東京、ロンドン、ニューヨークという大きな市場があり、時間帯によって主役となる市場が入れ替わります。市場が開くと、その地域の通貨の取引が活発になり、通貨ペアごとの流動性や値動きの大きさも変化します。

取引する時間帯の特徴に合わせた通貨ペアを選んだほうが、多くの利益を得やすくなるでしょう。ここからは、各取引時間帯別におすすめの通貨ペアをご紹介します。

東京時間は円絡みの通貨ペアに注目

東京時間での取引には、ドル円、ユーロ円、豪ドル円といった、日本円が絡む通貨ペアがおすすめです。

なぜなら、東京時間は日本時間の午前9時から午後3時半頃がメインであり、日本のトレーダーが多く参加するため、円絡みの通貨ペアの取引が最も活発になるからです

また、オーストラリアや中国などアジア圏の経済指標もこの時間帯に発表され、円や豪ドルが動きやすくなります。おすすめの通貨ペアの一つであるドル円は、午前9時55分の仲値公示に向けて国内輸出入企業の実需注文が入りやすく、日経平均株価の動きに連動して変動しやすい傾向があります。

また、5や10のつく日であるゴトー日には企業の決済需要が集中し、仲値にかけてドルが買われやすい点も注目です。ロンドンやニューヨーク時間と比べて値動きが落ち着き、レンジ相場になりやすい傾向があるため、逆張りやレンジブレイクを狙う戦略が比較的有効です。

ロンドン時間は欧州系通貨が活発になる

ロンドン時間での取引には、ユーロドル、ポンドドル、ユーロ円、ポンド円といった、欧州系通貨が絡む通貨ペアが主役となります。

ロンドン市場は日本時間の午後4時頃から深夜0時頃(冬時間の場合は午後5時から深夜1時頃)がメインとなり、世界最大級の取引量を誇る市場です。この時間帯は欧州通貨であるユーロやポンドの取引が非常に活発になります。

さらに、ロンドン時間の中盤以降は、ニューヨーク市場も開き市場参加者が増えることで、値動きが大きくなりやすい時間帯です。明確なトレンドが発生しやすい傾向があるため、トレンドフォローの順張りや、一時的な調整での押し目買い・戻り売りを狙いましょう。

ニューヨーク時間はドルを中心に多くの通貨ペアが動く

ニューヨーク時間での取引には、米ドル/円、ユーロ/米ドルなど、米ドルが絡む主要通貨ペア全般がおすすめです。

なぜなら、ニューヨーク市場は日本時間の午後9時頃から翌朝の午前6時頃(冬時間の場合は午後10時から翌朝7時頃)がメインとなり、米ドルが主役となるからです。米国雇用統計やFOMC(連邦公開市場委員会)など、世界中が注目する重要度の高い米国の経済指標発表がこの時間帯に集中します。

多くの通貨ペアで取引量がピークに達し、一日の中で最も大きく価格が動く時間帯です。特に、ロンドン市場と重なる日本時間の深夜0時前後(ロンドンフィキシングと呼ばれる時間帯を含む)は、取引が一段と活発になります

強いトレンドの発生や、経済指標発表後の急変動を狙った戦略が有効ですが、値動きが激しいため、思わぬ損失を出さないようにリスク管理を徹底しなければなりません。

point 注意事項

経済指標の発表直後など、極端に市場が不安定になるタイミングのみを狙った取引は、スプレッドの急拡大やスリッページのリスクが非常に高くなります。さらに、海外FX業者の中には、このようなハイリスクな取引を規約で禁止または制限している場合があるため注意が必要です。

FX初心者が避けるべき危険な通貨ペア

FXには魅力的な通貨ペアも多いですが、初心者が安易に手を出してはいけない危険な通貨ペアも存在します。知識がないまま取引すると、大きな損失を被る可能性があるため注意が必要です。ここでは、初心者が避けるべき通貨ペアをいくつかみていきましょう。

政情不安や地政学的リスクのある高金利通貨ペア

トルコリラ円や南アフリカランド円などの高金利通貨ペアは、保有しているだけで多くのスワップポイントがもらえるため魅力的かもしれません。

しかし、これらの通貨を発行する国は、政治や経済情勢が不安定な場合が多く、以下のような理由により通貨の価値が暴落するリスクを抱えています。

  • クーデター未遂
  • 政府要人の発言
  • 急激なインフレの進行
  • 金融政策の変更

高金利通貨が暴落した場合、ロスカットによりコツコツと貯めてきたスワップ利益や口座の資金を全額失うリスクがあります

ロスカットのリスクが大きい通貨ペア

ボラティリティが極端に高い通貨ペアも、初心者には推奨されません。ポンドが絡む通貨ペア(ポンド円やポンドドル)は、値動きが激しく、少し相場が逆行しただけですぐに含み損が膨らみ、ロスカットされるリスクが高くなります

特にポンド円は殺人通貨とも呼ばれ、急騰・急落を繰り返すことがあるため、初心者には予測が困難です。あらかじめ損切りラインを設定していても、急激な値動きにより注文が滑り、決済が間に合わないことで想定以上の含み損が発生する可能性があります。

取引量が少なく情報も不足しているマイナー通貨ペア

トルコリラ円、ブラジルレアル円、メキシコペソ円など取引量が極端に少ない通貨ペアは避けるべきです。なぜなら、取引量が少ない通貨ペアはスプレッドが広がりやすく、意図しない急変動が起こる可能性も高いからです。

加えて、メジャー通貨ペアと比較すると、ニュースや経済指標の情報が手に入らず、テクニカル分析が機能しにくい傾向があります。スプレッドも広いので、利益が圧迫される可能性もあります。

複数の通貨ペアからエントリーのチャンスを見つけるポイント

FXの取引に慣れてきたら1つの通貨ペアのみを追いかけるのではなく、複数の通貨ペアを追いかけるようにしたほうが、エントリーのチャンスを見つけやすくなります。ここでは複数の通貨ペアからエントリーのチャンスを見つけるポイントを解説します。

通貨の強弱を分析して優位性のある通貨ペアを探す

エントリーのチャンスを見つけるためには、通貨の強弱を分析して優位性のある通貨ペアを探しましょう。なぜなら、市場全体で買われている強い通貨と売られている弱い通貨を組み合わせた通貨ペアで取引することで、より明確なトレンドが発生しやすく、多くの利益を狙いやすいからです。

例えば、ある時点で米ドルが他のどの通貨に対しても全体的に強く、逆に日本円が全体的に弱いと判断できれば、ドル円の買いポジションを持つことで多くの利益を狙えるでしょう。通貨の強弱は、さまざまなサイトや取引ツールで提供されている通貨強弱チャートを確認すれば、簡単に判断ができます。

point 注意事項

最も強い通貨と最も弱い通貨のペアを選べば、確実に多くの利益を狙えるわけではありません既にトレンドが終盤に差し掛かっている場合、反転のリスクが高く多くの利益を狙えないこともあります。あえて、まだ遅れて動き出している他の通貨ペアを狙ったほうが良いかもしれません。ドル円が200pips上昇しているのに豪ドル円やカナダ円が大きく上昇していない場合は、それらの通貨ペアを狙うことでドル円と同程度の値幅を狙える可能性があります。どちらの方法を採用するか、他のテクニカル分析やファンダメンタルズ分析も参考にして判断しましょう。

相関・逆相関に着目する

通貨ペア間の相関・逆相関に着目する方法もあります。相関とは、2つの異なる通貨ペアが同じような方向に動く関係のことです。例えば、ユーロドルとポンドドルは、どちらも米ドルと欧州通貨のペアの組み合わせのため、似た動きをしやすい傾向があります。

逆相関とは、2つの通貨ペアが反対の方向に動く関係のことです。例えば、ユーロドルとドルスイスフランは、米ドルが決済通貨側と基軸通貨側で逆になっているため、逆方向に動く可能性があります。相関関係にある通貨ペアを同時に持つ(例えばドル円とユーロ円のどちらも買いポジションを持つ)と、利益が倍増する可能性がある一方で、損失も倍増するリスクを抱えることになるので注意が必要です

そこで、取引したい通貨ペアと逆相関に動く通貨ペアのポジションも保有して、リスクを分散させる戦略もあります。

point 豆知識

相関・逆相関の関係は常に一定ではなく、市場の状況や注目されている材料によって変化する可能性があります。かつてドル円と金の価格は、米ドルの価値を介して逆相関の関係にあると言われることが一般的でした。しかし近年では、地政学リスクの高まりや世界的なインフレ懸念から、安全資産とされる円と金が売られ、米ドルが同時に買われることも起きており、相関関係が崩れる局面も見られます。

最初はドル円やユーロドルがおすすめの通貨ペア

初心者は、高いスワップや大きな値動きを狙えるマイナー通貨や、値動きが激しすぎる通貨に魅力を感じるかもしれません。しかし、これらはリスクが高く、初心者が避けるべき通貨ペアです。

これからFXを始める方は、まずは大損のリスクを避けることが最優先です。流動性が高くスプレッドが狭いドル円やユーロドルといった主要な通貨ペアから、まずは少額で取引をスタートしましょう。自己資金を使うことに不安がある場合は、XS.comが提供しているデモトレードから始めて、取引の感覚を掴んでみましょう。

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作成日

2025.12.11

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最終更新

2026.01.09

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