エアドロップ

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エアドロップ

読み方 えあどろっぷ

エアドロップとは、仮想通貨(暗号資産)を開発した事業者等が、無料でその仮想通貨を配布することを指します。英語の「air drop」は空中投下という意味を持ち、それが転じて「仮想通貨の無料配布」という意味で用いられます。

エアドロップを行うのは主に、新規で仮想通貨を開発した会社等であり、知名度の向上や当該仮想通貨の取引の活発化、およびその仮想通貨を利用するサービスを普及させることを目的としています。新規配布する仮想通貨は上場前のため、一般的に価格がついていません。その後、取引所へ上場して売買される、すなわち価格がついた時点で、売買できるという価値を持ちます。

人気がある仮想通貨を基盤に新たな仮想通貨を開発し、特定の日時にその仮想通貨を保有している人に対して、新規開発の仮想通貨を配布するのが一般的です。有名な例としては、ビットコイン(BTC)のハードフォーク時にエアドロップによってビットコインキャッシュ(BCH)やビットコインゴールド(BTG)が配布されたことが挙げられます。

point エアドロップを装った詐欺に注意!

エアドロップは無料で仮想通貨がもらえるという特性上、詐欺まがいの行為が行われることも少なくありません。エアドロップを利用した詐欺の手口は豊富に存在するので、参加する際は注意が必要です。エアドロップに登録する際のメールアドレスやパスワードは使い回さない、秘密鍵は絶対に開示しないなどの対策を徹底することが必要です。

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作成日

2021.07.05

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最終更新

2024.11.21

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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