ベーシスポイント

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ベーシスポイント

読み方 べーしすぽいんと
同義語 bp、ビープ、ビップ

ベーシスポイントとは、「1%の100分の1」、つまり0.01%を意味し、金利や債券利回りなどパーセンテージで表記される数値の比較に用いられます。なお、英語では「basis point」と表記し、この頭文字を取ってbpと略されるのが一般的です。bpと書いて「ビープ」もしくは「ビップ」と読みます。

FXでは、政策金利が変更された際に、「5ベーシスポイント引き上げられた」「10ベーシスポイント引き下げられた」などとという表現で使われます。例えば1.00%から1.05%に上がった場合に、「0.05%引き上げられた」というのではなく、「5ベーシスポイント引き上げられた」と表現されます。

knowledge ベーシスポイントはpipsにも使われる

pipsは、「percentage in point」の略で、元々はユーロドルなど小数点以下が4桁・5桁の通貨ペアにおけるベーシスポイント、つまり0.01%の値動きを意味する言葉でした。ユーロドルのレートが1.23456の場合、1%の値動きが小数点第二位の「3」に相当し、0.01%の値動きが小数点第四位の「5」に相当します。このように、pipsが小数点第四位を指すのは、ベーシスポイントが基になっているからです。なお、小数点以下が2桁・3桁となるクロス円では、便宜上小数点第二位がpipsとされています。

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作成日

2020.12.28

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最終更新

2024.11.15

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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