ブレグジット

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ブレグジット

読み方 ぶれぐじっと
同義語 Brexit

ブレグジットとは、英国が欧州連合(EU)から離脱することをいいます。「British(英国)」と「exit(離脱)」を合わせて作られた造語です。

イギリスでは、EUに加盟することによってそのルールに従わなければならず、自国が自由に政策を決定できない状況に不満が高まり、2016年6月にEU離脱の是非を問う国民投票が行われました。投票では51.9%の票がEU離脱に投じられ、EU離脱が決定しました。

その後、2020年1月に正式に離脱し、2020年12月末までは「移行期間」として経済協定などが離脱前の状態で維持されました。移行期間が終了する12月末までにEUとの自由貿易協定(FTA)を発効することができたため、移行期間終了後もEUへの輸出で関税がかけらることはなくなりました。経済への大きな打撃が避けられたことから、FTA締結の交渉が妥結した際にはポンドが上昇しました。

point 国民投票で1日1,700pips下落

FXでは、EU離脱の是非を問う国民投票が行われた日にポンドドルが1日で1,700pips以上下落したのをはじめとして、その後もEUとの離脱交渉や、移行期間後のFTAの締結交渉の進捗状況によって乱降下を繰り返しましたが、FTAが発効したことによりポンド相場に落ち着きが戻りました。

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作成日

2021.01.20

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最終更新

2024.11.15

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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