通貨単位とは、FXの売買を行う際の取引単位のことです。1,000通貨単位、1万通貨単位など、一定の通貨量をまとめて取り扱う際に使われます。FXでの1通貨とは、ドルやユーロなどの実際の通貨1通貨分を指しますが、1通貨分の売買を行った場合の為替差益はごくわずかであるため、1,000通貨以上のまとまった量で取引を行う場合が多く、通貨単位が設定されています。
例えば、ドル円の取引における1万通貨単位は1万ドル分の取引、ユーロドルの取引における1万通貨単位は1万ユーロ分の取引となります。FXは二つの通貨の間で売買を行うものですが、通貨単位は、通貨ペアの名称で左側に配置される通貨(基軸通貨)で計算します。
FX会社によって通貨単位は異なり、1,000通貨や1万通貨から取引が可能な会社が多いですが、100通貨や10通貨での取引が可能な会社もあります。
1ロット、2ロットという呼び方で取引単位を表すことがありますが、この「ロット」は使用するFX会社によって指す通貨量が異なるので注意が必要です。国内のFX会社は1万通貨を1ロットとしている場合が多いですが、海外のFX会社では10万通貨を1ロットと数える場合がほとんどです。
作成日
:
2021.01.20
最終更新
:
2024.11.15
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