自動売買

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自動売買

読み方 じどうばいばい
同義語 システムトレード
対義語 裁量トレード、裁量取引

自動売買とは、あらかじめ設定してある売買ルールに基づいて、コンピューターが自動的にトレードをする仕組みのことで、システムトレードとも呼ばれます。

自動売買には、いくつかの種類があります。特にFXは自動売買との親和性が高く、多くのFX会社から、さまざまな自動売買サービスが提供されています。

代表的な自動売買の種類

EA MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)で利用できる自動売買です。専用ファイルをMT4/MT5にインポートすることで使用できるため、さまざまな種類があります。
リピート系注文 一定のルールに基づいて注文を自動的に繰り返すことを設定できるシステムです。提供するFX会社独自の名前がつけられているのが特徴です。
選択型システムトレード FX会社があらかじめ用意した自動売買プログラムの中から、好みのものを選択し、それを利用できるシステムです。

裁量取引と比較した自動売買のメリットとしては、睡眠時間などと無関係に24時間エントリーのチャンスがあること、初心者でも本格的なトレードができること、損切りを避けたいなどの人間的な感情を排した売買が可能であることなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、テクニカル分析に基づいて売買を行うため、ファンダメンタルズを考慮することができないほか、突発的なニュースがあった際の対応が遅くなることなどがあります。

point 自動売買でもファンダメンタルズには注意

ファンダメンタルズを考慮したり、大きなニュースによる値動きに対応したりすることができないという自動売買のデメリットを避けるため、結果次第では大きな値動きが予想される経済指標の発表前などには、自動売買を一時的に止める投資家もいます。突発的な値動きを避けることで、テクニカル分析に基づいて機械的にポジションを取るという自動売買の強みが発揮されやすくなります。

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作成日

2020.12.23

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最終更新

2024.11.15

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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