イグジット

streamline streamline

イグジット

読み方 いぐじっと
同義語 エグジット、決済、クローズ、手仕舞い
対義語 エントリー

イグジットとは、保有しているポジションを決済して、一つのトレードを終了することです。イグジット(Exit)は出口を意味する英単語であり、ポジションを建てる(エントリーする)ことでトレードに入り、そこから出てくることが由来です。エントリー時よりもイグジット時のレートが有利になっていれば利益確定となり、その逆に不利になっていれば損切りとなります。ポジションを決済することは、「イグジット」の他にも、「クローズする」「手仕舞いする」など、さまざまな表現が使われます。

イグジット

イグジットのためには、決済注文を用います。いくつかの注文方法があり、現在のレートでそのまま決済するのであれば成行注文、指定のレートになったらイグジットしたいのであれば指値注文または逆指値注文、さらにOCO注文といって利益確定と損切りのイグジット注文を二つ同時に出すことも可能です。

point イグジットは感情に左右されがち

「より多く儲けたい」「絶対に損はしたくない」という欲求から、エントリーよりもイグジットが感情に左右されてしまう場合があります。しかしFXで全戦全勝は不可能なので、負けトレードは必ず発生します。そのため、相場の読みが外れた場合には損切りをして、トレードを終了させる冷静さが求められます。トレードする際はエントリーとイグジットのシナリオをあらかじめ考えておき、利益確定や損切りの予約注文を入れておくと、感情を排したトレードができるようになります。

icon

作成日

2020.12.23

icon

最終更新

2024.11.14

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

免責事項:Disclaimer

icon

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。

これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。