IFO(イフダンOCO)注文とは、新規の予約注文と同時に、利益確定のための指値注文と、損失限定のための逆指値注文の二つをまとめて発注することができる注文方法です。指値注文と逆指値注文のうち一つが約定したらもう一方はキャンセルされます。新規の予約注文と同時にその決済注文を発注できるIFD(イフダン)注文と、二つの注文を同時に発注し、一つが約定したらもう一方をキャンセルするOCO注文を組み合わせた注文方法なので、IFO(イフダンOCO)注文と呼ばれます。
例えば、「101円になったときに買う注文を出し(新規注文)、その後102円まで上昇したら売り決済して利益確定を行い(決済指値注文)、100円まで下降したら売り決済して損切りを行う(決済逆指値注文)」というような注文を出したい場合に使います。レートが先に102円に達したら、利益確定の指値注文が成立し、損失確定の逆指値注文がキャンセルされます。逆に、レートが先に100円に達したら、指値注文がキャンセルされる代わりに逆指値注文が成立します。利益確定と損切りという2種類のシナリオを考えてトレードするときに有効な注文方法です。
FXでトレードする際は、売買のシナリオをしっかりと考えることが重要です。エントリーの条件だけでなく、どこで利益確定や損切りをするのかをあらかじめ決めて予約注文を出しておけば、行き当たりばったりのトレードを防ぐことができます。
作成日
:
2020.12.21
最終更新
:
2024.11.14
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。