非農業部門雇用者数とは、米国の農業部門以外の雇用者数の増減を示す数字で、米労働省が毎月発表する雇用統計に含まれます。雇用統計は最も注目を集める経済指標の一つで、非農業部門雇用者数はその中核です。
非農業部門雇用者数が示しているのは、米国経済の強弱です。非農業部門の雇用者数、つまり民間企業や政府機関の雇用者数が増えると雇用の改善を示し、減ると雇用の悪化を示します。
この非農業部門雇用者数で注目されるのは、前月比と事前予想との差です。前月の数値よりも多くなっていれば、雇用改善(米国経済の景気拡大)、減っていれば雇用悪化(米国経済の景気後退)を示唆するため、結果によって為替レートが大きく反応することがあります。事前予想との差も重要で、予想とかけ離れた数値が発表された場合はサプライズとなり、これも為替相場を大きく動かす要因となります。
作成日
:
2020.11.30
最終更新
:
2024.11.15
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。