ウォーレン・バフェットとは、世界最大の投資持ち株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼CEO、筆頭株主である米国の投資家で、「投資の神様」と呼ばれる人物です。世界の富豪番付の常連で何度も首位に立った経験はあるものの、近年は苦戦を強いられていましたが、2021年3月に個人資産が1,000億ドルを超え、資産1,000億ドル以上の大富豪に仲間入りしたと報じられました。
バフェット氏の投資姿勢としては「株式ではなくビジネスを買う」ということが有名です。株券ではなくオーナーシップを保有しようという発想です。経営者や大株主になったつもりで会社を調べ、そのビジネスが将来にわたって利益を生み続けるほどの強さを維持できるかを見極めることに集中します。そして、本質的価値のある投資対象が見つかれば、自信を持って投資します。
バフェット氏はこれまでに数々の成功を収めてきましたが、それは周りに流されることなく自分のスタンスを決して崩さなかったからです。例えば、バフェット氏はITバブル全盛期、「よく理解できないビジネスに投資すべきではない」というポリシーを貫き、IT関連株に投資しませんでした。当時はバフェット氏の投資手腕を疑問視する声も聞かれましたが、その後にITバブルが崩壊したことで、彼の正しさが証明された格好です。
バフェット氏の投資対象は米国株が中心で、これまで日本株には投資してきませんでした。しかし、2020年に新型コロナウイルスによって社会が大きく変化すると共に、バフェット氏の保有銘柄にも変化が表れます。2020年8月、バフェットは伊藤忠商事・三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅の5大商社の株式を取得したと発表し、話題を集めました。バフェット氏が何を売買したかは常に注目されており、市場にも大きな影響を与えるといわれています。
作成日
:
2021.06.21
最終更新
:
2024.11.21
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