中東情勢の緊迫化でドル買い優勢か

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中東情勢の緊迫化でドル買い優勢か

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作成

2026.03.13

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最終更新

2026.03.13

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中東情勢の緊迫化でドル買い優勢か

今後の主な経済指標

  1. 1 加・失業率
  2. 2 米・ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】

昨日の米国市場は、イラン国営テレビが殺害されたハメネイ師の後継として新たな最高指導者に選出されたモジタバ師の初声明を公開。モジタバ師は「ホルムズ海峡は引き続き閉鎖されるべきだ」「戦争が続けば新たな戦線が開かれる」と述べ、米への徹底抗戦姿勢を強調した。この発言を受け、中東情勢の緊迫化による供給懸念からWTI原油先物は1バレル=97ドル台へ上昇。ダウ平均は一時750ドル超下落するなど米株が大幅安となった。一方、為替市場では「有事のドル買い」が進み、ドル円は159.432まで上昇。年初来高値の159.454に迫っている。

欧州市場は、モジタバ・イラン最高指導者の強硬発言を受け、中東情勢の悪化が長期化するとの観測が高まる中、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。このことを受け、為替市場ではユーロ売り・ドル買いが優勢となり、ユーロドルは1.15102まで下落。日通し安値を更新した。

本日の指標は、16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、21:30に加・失業率、米・第4四半期GDP【改定値】、23:00に米・ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】、米・JOLTS求人が予定されている。ドル買いの流れが継続するか注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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