XS.com、ラブアン・ライセンス取得で新たな規制管轄区域に進出'24

FinTechと金融サービスのリーディングプロバイダーであるXS.comは、このほどラブアンのライセンスを持つマネー・ブローカーを買収し、新たな規制管轄地域に進出しました。

本買収は、世界的なマルチアセット・ブローカーXS.comにとって重要なマイルストーンとなり、マレーシアのラブアン連邦準州でライセンスを取得し、「XS Finance」という新名称で運営しています。

これにより、XS.comは世界中の顧客に対し、規制されたティア1のFX流動性を提供する態勢を整え、金融市場の進化するニーズに応えていく姿勢を示すことになります。

今回のラブアン・ライセンス取得により、XS Finance Ltdは、ラブアン国際ビジネス金融センター（Labuan IBFC）の法定機関であるラブアン金融サービス機構（Labuan Financial Services Authority、Labuan FSA）の規制下にある、ライセンス番号MB/21/0081のマネー・ブローカーとして運営を開始します。

XS.comのグループ最高経営責任者モハマド・イブラヒムは、今回の事業拡大について次のようにコメントしています。

「本買収を大変喜ばしく思っています。私たちは、ラブアンの司法管轄区へのサービス拡大に大きな期待を寄せています。2010年にオーストラリアで創業して以来、XS.comにとって欠かすことのできない価値観である規制遵守を最優先し、業界トップのサービスを提供するという基本原則に沿った戦略を行ってまいりました。アジア市場の成長に貢献する上で重要な役割を果たすと確信しています。」

ラブアン金融サービス庁（Labuan Financial Services Authority、Labuan FSA）は、ラブアン金融庁は、ラブアン国際ビジネス金融センター（Labuan IBFC）の監督、開発、管理を担当する法定機関です。1996年2月15日、マレーシア財務省（Ministry of Finance、MOF）管轄のラブアン金融サービス庁法（Labuan Financial Services Authority Act 1996）に基づき設立されました。

認可されたラブアンの証券会社は、資金市場や外国為替市場において、顧客とその取引相手を引き合わせ、マッチングさせる仲介者として活動することを許可されています。