調整局面とは、相場の方向性(トレンド)が、それまでの動きを小休止し、逆方向に動くことをいいます。そのトレンド方向へのポジションが利益確定される動きが広がることによって発生します。
上昇トレンド中の一時的な下降は「押し目」、下降トレンド中の一時的な上昇は「戻り目」と呼ばれます。この一時的に逆行した調整局面を狙う手法は、押し目買い、戻り売りと呼ばれ、トレンドフォローの王道とされます。
上昇トレンドで説明すると、利益確定を行う市場参加者(売り手)がポジションを解消した後、別の市場参加者(買い手)が新規のポジションを建てることにより、調整局面が終わり、元のトレンドに回帰します。
上昇トレンドの最中にレートが下降を始めた場合、ファンダメンタルズに大きな変化がなければ調整局面である場合が多いですが、そのまま下降トレンドに転換することもあるため、注意が必要です。
作成日
:
2021.03.11
最終更新
:
2024.11.26
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