調整局面

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調整局面

読み方 ちょうせいきょくめん
同義語 押し目、戻り目

調整局面とは、相場の方向性(トレンド)が、それまでの動きを小休止し、逆方向に動くことをいいます。そのトレンド方向へのポジション利益確定される動きが広がることによって発生します。

調整

上昇トレンド中の一時的な下降は「押し目」、下降トレンド中の一時的な上昇は「戻り目」と呼ばれます。この一時的に逆行した調整局面を狙う手法は、押し目買い戻り売りと呼ばれ、トレンドフォローの王道とされます。

調整

上昇トレンドで説明すると、利益確定を行う市場参加者(売り手)がポジションを解消した後、別の市場参加者(買い手)が新規のポジションを建てることにより、調整局面が終わり、元のトレンドに回帰します。

point 調整ではなくトレンド転換になる場合も

上昇トレンドの最中にレートが下降を始めた場合、ファンダメンタルズに大きな変化がなければ調整局面である場合が多いですが、そのまま下降トレンドに転換することもあるため、注意が必要です。

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作成日

2021.03.11

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最終更新

2024.11.26

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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