ボクシングデーとは、世界各国で採用されているキリスト教に由来した祝日のことで、クリスマス翌日の12月26日のことです(26日が休日の場合には次の平日になります)。日本ではなじみがありませんが、英国・ドイツ・フランス・スイス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・南アフリカ共和国・香港などで制定されています。
ボクシングデーは祝日なので、主要な海外市場は休場となります。年末は様子見ムードが強まる時期であることも手伝って、ボクシングデーの相場は薄商いとなり、方向感に乏しい値動きとなることが多いです。
年末年始など市場の流動性が極端に低下するときに気をつけたいのが、前触れもなく突然相場が大きく動く「フラッシュクラッシュ」です。ボクシングデーのように取引量が少なく流動性が低い相場では、大口の注文が入ると価格が一瞬にして大きく変動することがあります。
ボクシングデーを英語で表記すると「Boxing Day」となり、スポーツのボクシングが連想されますが、それとは全く関係がありません。名称の由来は諸説あり、「教会が貧しい人たちのために寄付を募って用意したクリスマスプレゼントの箱(Box)を開ける日だったから」という説や、「貴族や屋敷に仕える使用人が、クリスマスの日に従事する見返りとして翌26日に家族と過ごすことを許され、そのときに主人からお金や贈り物が入った箱(Box)をもらったから」という説もあります。
作成日
:
2021.04.29
最終更新
:
2024.11.15
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