デッドクロス

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デッドクロス

読み方 でっどくろす
対義語 ゴールデンクロス

デッドクロスとはテクニカル分析で使用される用語で、短期のインジケータが長期のインジケータを上から下に抜けることです。価格の下落を示唆するとされており、売りサインとみなされます。例として2本の移動平均線を用いることが多いですが、MACDストキャスティクスなどでも使われます。

長期のインジケーターは長期間の値動きを反映し、短期のインジケーターは直近の価格変動を大きく反映します。このため、価格が動く場合、長期のインジケーターよりも短期のインジケーターの反応速度のほうが速くなります。

デッドクロス

上昇していた価格が大きく下落に転じる場合、短期のインジケーターが長期のインジケーターを上から下方向に抜けていきます。これがデッドクロスです。図解では、インジケーターの例として移動平均線を使用しています。

デッドクロス
point デッドクロスではダマシに注意

デッドクロスは売りのタイミングを示唆するものですが、これだけではダマシ(売買サインが発生したものの、示唆通りの方向に動かないパターン)も含まれます。ダマシを減らすためには、その他のテクニカル指標と組み合わせて、売買判断の精度を高めることが欠かせません。

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作成日

2021.01.20

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最終更新

2024.11.18

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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