グランビルの法則とは、移動平均線と価格がどの程度乖離しているかを見て、価格推移を予測できるとした理論です。買いと売り、合計で8種類のパターンで構成されます。
移動平均線の開発者であるジョゼフ・E・グランビル氏(1923-2013)によって考案されました。グランビル氏は自身が開発した移動平均線において、200日(期間200)の日足移動平均線をもっとも重視しており、グランビルの8つの法則も、200日移動平均線を用いるのが基本となります。
番号 |
項目名 |
説明 |
---|---|---|
1 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになってきた局面で、価格が移動平均線を下から上にブレイクする |
2 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになっている状態で、価格も上昇して移動平均線より上にある状態から、再度移動平均線を下回る |
3 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになっている状態で、価格が下降してから移動平均線の手前で跳ね返って上昇する |
4 |
買いサイン |
価格が移動平均線より大きく下方向に離れる |
5 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになってきた局面で、価格が移動平均線を上から下にブレイクする |
6 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになっている状態で、価格も下降して移動平均線より下にある状態から、再度移動平均線を上回る |
7 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになっている状態で、価格が上昇してから移動平均線の手前で跳ね返って下降する |
8 |
売りサイン |
価格が移動平均線より大きく上方向に離れる |
作成日
:
2020.10.29
最終更新
:
2024.11.14
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