4本値

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4本値

読み方 よんほんね
同義語 OHLC

4本値とは、ある一定期間の値動きの中で、最初の価格である始値(OPEN)、最も高くなった価格の高値(HIGH)、最も安くなった価格の安値(LOW)、最後の価格である終値(CLOSE)のことです。各構成要素の英語の頭文字をとってOHLCと呼ばれることもあります。この4本値を、視覚的に分かりやすく描いたのがローソク足で、それを時系列に並べるとチャートになります。

4本値とローソク足

ローソク足は、始値よりも終値の価格が高ければ陽線、始値よりも終値の価格が安ければ陰線となります。高値や安値は実体から上下に伸びる線で描かれ、ヒゲと呼ばれます。

knowledge 4本値で最も注目されるのは終値

4本値はいずれも重要ですが、中でも終値の価格は最も重要視されます。多くのテクニカル指標はCLOSEの値で計算しており、始値(OPEN)からの途中経過を考慮していません。また、ローソク足チャートとは別に、終値の価格のみを線でつないだラインチャートもあります。

ラインチャート

ラインチャートでは、始値からの値動きの途中過程(ヒゲ)が描かれません。シンプルなラインになる分、トレンドを視覚的に把握しやすいといわれています。

ラインチャート
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作成日

2020.11.19

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最終更新

2024.11.14

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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