上海総合指数とは、中国を代表する経済都市、上海にある上海証券取引所の株価指数です。上海総合指数は、今やGDP規模で世界第2位の中国を代表する株価指数なので、中国の景況感を知るための指標として広く用いられています。
上海証券取引所には、A株とB株という2種類の株式があります。A株は、中国の通貨である人民元建てによる取引で、中国本土の投資家、もしくは海外の機関投資家の中で適格と認められたものだけが取引可能です。B株は、米ドル建てで、A株を取引する資格のない投資家も取引ができます。上海総合指数は、A株とB株の両方を時価総額加重平均指数として指数化したものです。
なお、時価総額加重平均指数とは、世界にある多くの株価指数でも用いられている算出方式です。指数に組み入れられている銘柄の時価総額合計を、指数が基準としている日の時価総額で割って求めることができます。上海総合指数の場合、基準となる日は1990年12月19日で、この日の時価総額を100として指数化されています。
上海総合指数は文字通り上海証券取引所の上場銘柄を「総合」する指数ですが、上海に関連する株価指数には、上海A株の中で流動性・規模が上位50位までの銘柄で構成する上海50指数、さらに同じく180銘柄までを組み入れた上海180指数もあります。
作成日
:
2020.11.30
最終更新
:
2024.11.14
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。