東京時間とは、FXの取引可能時間のうち、日本時間9時~15時あたりのことで、日本をはじめとするアジアの市場参加者が、活発に取引を行う時間帯を指します。土日を除いて24時間取引が行われるFXでは、各国の株式市場が開いている時間帯を、その国の証券市場がある都市の名前をつけて、東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間と呼ぶのが一般的です。
世界で特に取引規模が大きい東京・ロンドン・ニューヨークは、世界三大市場と呼ばれています。為替市場には、証券市場のように取引所が実在しないため、明確な時間の定義はありませんが、大きく分類して日本時間の朝から夕方にかけてが東京時間、夕方から深夜にかけてがロンドン時間、夜から早朝にかけてがニューヨーク時間と呼ばれます。
東京時間は、世界三大市場の中では実需筋の取引が多く、比較的落ち着いた値動きをします。ロンドン時間に入ると、フランクフルトやチューリッヒ、パリなどの市場も開き欧州勢の参加者が増えます。東京時間の終わりとニューヨーク時間の開始に重なった時間帯であり、実需筋だけでなく投機筋も参加するため、一日を通して最も取引量が多く、値動きが大きくなります。ニューヨーク時間は、米国の重要な経済指標の発表や要人発言、ニューヨークオプションカットなどがあるため、市場参加者数・値動き共に日本時間23時~翌2時をピークに活発になります。米国の投機筋も多く参加するため、相場が乱高下しやすいのも特徴です。
作成日
:
2020.12.24
最終更新
:
2024.11.14
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。