米・パウエルFRB議長の発言に注目か

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米・パウエルFRB議長の発言に注目か

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作成

2024.08.23

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最終更新

2025.06.25

米・パウエルFRB議長の発言に注目か

今後の主な経済指標

  1. 1 日・全国消費者物価指数
  2. 2 米・パウエルFRB議長の発言

昨日の米国市場は、米労働省が新規失業保険申請件数を発表。結果は市場予想(23.0万件)を上回り、23.2万件だった。2週連続の減少から増加に転じたものの、労働市場の冷え込みは依然として緩やかであることを示す水準にある。発表後、ドル円は146.345から145.849まで下落。

欧州市場は、S&Pグローバルが8月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)を発表。結果は市場予想(50.1)を上回り、51.2となった。発表後、ユーロドルは1.11361から1.11489まで上昇。月足の75SMA付近に位置している。また、8月の英・総合購買担当者景気指数(PMI)も発表。結果は市場予想(52.9)を上回り、53.4だった。4月以来の高水準となった。発表後、ポンドドルは1.30980から1.31287まで上昇。

本日の指標は、7:45にNZ・第2四半期小売売上高、8:30に日・全国消費者物価指数、21:30に加・小売売上高、23:00に米・新築住宅販売件数、米・パウエルFRB議長の発言、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。米・パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演内容に注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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