米・ISM製造業景況指数の結果に注目か

streamline streamline

米・ISM製造業景況指数の結果に注目か

icon

作成

2024.09.03

icon

最終更新

2025.06.25

米・ISM製造業景況指数の結果に注目か

今後の主な経済指標

  1. 1 豪・第2四半期経常収支
  2. 2 米・ISM製造業景況指数

昨日のオセアニア市場は、豪・統計局が7月の住宅建設許可件数を発表。結果は市場予想(2.4%)を大きく上回り、前月比10.4%増だった。発表後、豪ドル米ドルは0.67763から0.67683まで下落。市場予想と結果が大きく乖離していたものの、市場の反応は限定的だった。

欧州市場は、S&Pグローバルがまとめた8月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表。結果は市場予想(45.6)を上回り、45.8だった。前回に引き続き好不況の分かれ目となる50を下回った。需要の減少ペースは今年最大で、回復にはしばらく時間がかかる可能性がある。その後、8月の英・製造業購買担当者景気指数(PMI)も発表。結果は市場予想と一致し、52.5だった。発表後、ユーロドルは1.10661から1.10774まで上昇。ポンドドルは1.31458から1.31309まで下落。なお、米と加は祝日で休場だった。

本日の指標は、10:30に豪・第2四半期経常収支、15:30にス・消費者物価指数、21:45に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数が予定されている。米・ISM製造業景況指数の結果に注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

マーケットレポート 記事一覧

New articles

免責事項:Disclaimer

icon

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。

これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。