ドル売りの流れが続くか見極めか

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ドル売りの流れが続くか見極めか

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作成

2026.03.05

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最終更新

2026.03.05

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ドル売りの流れが続くか見極めか

今後の主な経済指標

  1. 1 豪・貿易収支
  2. 2 欧・ラガルドECB総裁の発言

昨日の米国市場は、米ADPリサーチ・インスティテ⁠ュートが2月の全米雇用報告を発表。結果は、民間雇用者数が6万3,000人増と市場予想の5万人増を上回り、過去7カ月で最大の伸びとなった。一方、米供給管理協会(ISM)が発表した非製造業総合指数は56.1へ上昇し、1月の53.8から改善。2022年7月以来の高水準となり、需要の強さを示した。いずれの指標も予想を上回り、今四半期の経済成長加速を示唆したものの、市場の反応は限定的だった。

欧州市場は、欧州時間に「イラン情報省の工作員が米CIAへ戦闘終結に向けた対話の用意を示した」との報道が流れ、進んでいた有事のドル買いが巻き戻され、ユーロドルは1.16549まで上昇。しかしその後、イラン側が「CIAに協議を提案していない」とタスニム通信を通じて否定したことで相場は再び重くなり、上昇は伸び悩んだ。

本日の指標は、9:30に豪・貿易収支、18:30に英・建設業PMI、21:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、22:30に米・新規失業保険申請件数、26:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:15に米・ボウマンFRB副議長の発言が予定されている。ドル売りの流れが継続するか注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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