CFDはデリバティブ(金融派生商品)の一種で、売買によって生じた確定損益額のみやり取りする取引です。新規取引で買う場合、現物の受け取りや現金の引き渡しは不要で、口座残高には決済取引で生じた損益のみ反映します。新規取引で売る場合も、同様です。CFDの価格は現物の価格を参照して作られるので、CFD価格と現物価格は近い数字になりますが、同一価格になるとは限りません。
なお、現物の引き渡しを要しないため、価格を参照できるものなら何でもCFDにできます。例えば、日経平均株価やNYダウなどの指数、個別株式、金(ゴールド)や原油などの商品がCFDで取引されています。また、同じ理由で、売りから取引を始められるほか、レバレッジ取引も可能です。
FXもCFDの一種です。FXで新規売買する際、実際に外貨や円を移動しているわけではなく、最終的な損益のみを口座残高に反映しています。
作成日
:
2020.11.30
最終更新
:
2024.11.14
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