テンバガーとは、株価が10倍に上昇した銘柄、または上昇しそうな銘柄のことです。元々「バガー(bagger)」という単語は野球用語で「塁打」を意味し、一試合で合計10塁打をたたき出すような強打者を指します。それになぞらえて、主に米国のウォール街で、株価10倍銘柄をテンバガーと呼ぶようになったといわれています。
テンバガーが一般の投資家の間で広まったのは、米国の大手運用会社フィデリティの看板ファンド・マネージャーだったピーター・リンチ氏の著作がきっかけです。リンチ氏は運用していたフィデリティ・マゼラン・ファンドの資産を13年間で1,000倍に増やしたことで知られ、著書『ピーター・リンチの株で勝つ』は株式投資のバイブルといわれています。成長株投資で知られたリンチ氏は、自らの成功事例をテンバガーと呼んだのです。
作成日
:
2021.04.30
最終更新
:
2024.11.15
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