米・バイデン大統領の撤退演説に注目か

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米・バイデン大統領の撤退演説に注目か

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作成

2024.07.25

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最終更新

2025.06.25

米・バイデン大統領の撤退演説に注目か

今後の主な経済指標

  1. 1 米・第2四半期GDP
  2. 2 欧・ラガルドECB総裁の発言

昨日の米国市場は、米商務省が6月の新築住宅の販売件数を発表。結果は市場予想(65.0万件)を下回り、61.7万件だった。住宅ローン金利が7%近くの高水準で推移している影響で買い手が慎重になっていることが示された。一方、昨日のドル円は155.989から153.105まで下落。日銀が来週の会合で利上げを検討しているとのニュースにより、円高の流れとなっている。

欧州市場は、S&P Globalが7月の欧・製造業PMIを発表。結果は市場予想(46.1)を下回り、45.6だった。ユーロドルは仏・製造業PMIの発表により1.08463から1.08256までの下落となっていたが、全戻しの形となった。その後、英・製造業PMIも発表された。市場予想(51.0)を上回り、51.8と良好な結果となった。ポンドドルは1.28820から1.29375まで上昇。一方、ポンド円は6月5日ぶりに197円台まで下落した。

本日の指標は、17:00に独・IFO景況指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・耐久財受注、24:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、26:00に米・7年債入札が予定されている。米・バイデン大統領の撤退演説にも注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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