指標ラッシュによる値動きを注視か

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指標ラッシュによる値動きを注視か

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作成

2024.08.29

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最終更新

2025.06.25

指標ラッシュによる値動きを注視か

今後の主な経済指標

  1. 1 米・新規失業保険申請件数
  2. 2 米・第2四半期GDP

昨日の米国市場は、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が週間石油在庫を発表。前回-464.9万バレルだったのに対して、今回-84.6万バレルだった。発表後、ドル円は144.682から144.441まで下落。ユーロドルは1.11227から1.11376まで上昇。ユーロドルの日足は大きな陰線で終えている。

オセアニア市場は、豪・統計局が7月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想(3.4%増)をわずかに上回り、前年同月比3.5%増だった。電気料金の補助が下押し要因となった。豪準備銀行(中央銀行)が11月に利下げする確率が58%から48.4%に低下した。発表後、豪ドル円は97.864から98.234まで上昇。豪ドル米ドルは0.67842から0.68129まで上昇。ただ両者とも夕方までにはほぼ全戻しの形となった。

本日の指標は、10:30に豪・第2四半期民間設備投資、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、25:00にス・ジョーダンSNB総裁の発言、28:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。指標ラッシュによる値動きを注視したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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