配当落調整金は、信用取引において買建て・売建てしている銘柄が配当を出した際の、配当金相当額の調整処理を指します。
上場企業が決算時期に株主に配当金を出す場合、配当金相当額分の企業価値を下げることになりますので株価下落要因となります。この株価下落分の調整をするのが配当落調整金です。
信用取引における買建ての場合、配当金相当額を「配当落調整金」として受け取ることができます。売建てであれば配当金相当額を支払う必要があり、口座残高から差し引かれる仕組みになっています。
このように、実際に現物株を保有していないため企業から配当金を受け取ることはできませんが、売り方が支払う調整金を買い方が受け取ることによって調整します。なお、株主優待を受け取ることはできません。
作成日
:
2021.06.15
最終更新
:
2024.11.19
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