テイクプロフィットとは、FX取引において保有しているポジションが含み益になっているときに決済し、利益を確定させることです。英語では「Take Profit」と表記するため、略して「TP」と呼ばれることもあります。日本語では、「利益確定」や「利確」、「利食い」という言い方をします。逆に、含み損になっているときに決済し、損失を確定させることを「SL」や「ストップロス」、「損切り」などといいます。
例えば、1ドル=100円のときにドル円の買いポジションを持った後、105円で決済して利益を得るのがテイクプロフィットです。
買いポジションであれば、買ったときのレートよりも高くなった際に売り注文を、売りポジションであれば、売ったときのレートよりも安くなった際に買い注文を入れます。それが約定するとテイクプロフィットとなります。テイクプロフィットという特別な注文があるわけではなく、成行注文や予約注文により決済を行います。
世界的に有名な取引ツールであるMetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)において、指値決済注文が「Take Profit」や「T/P」と表記されるため、テイクプロフィットやTPは、指値決済注文の意味で使われる場合もあります。
作成日
:
2021.07.07
最終更新
:
2024.11.26
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