米・大統領候補者によるテレビ討論会に注目か

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米・大統領候補者によるテレビ討論会に注目か

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作成

2024.09.11

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最終更新

2025.06.25

米・大統領候補者によるテレビ討論会に注目か

今後の主な経済指標

  1. 1 米・大統領候補者によるテレビ討論会
  2. 2 米・消費者物価指数

昨日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長は、銀行の国際的な資本規制(バーゼル3)の最終化実施規制の案と、大手銀行向けの資本規制を緩和する内容の大幅な修正案に関する概要を明らかにした。これにより大手銀行への影響を半減させ、小規模銀行を規制の対象外とした。発表後、ドル円は143.046から142.619まで下落。

欧州市場は、英・政府統計局(ONS)が6月の失業率を発表。結果は前月から0.2ポイント下がり4.2%と、2月以来の低水準となった。一方、5-7月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年比5.1%と、2022年6月以来、最低となった。その結果、8月に利下げに踏み切ったイングランド銀行(英中銀)は、「引き続き賃金の伸びを注視する」と発言。市場参加者は来週再利下げする可能性は4分の1程度と見ている。発表後、ポンドドルは1.30725から1.30826まで上昇。

本日の指標は、10:00に米・大統領候補者によるテレビ討論会、15:00に英・GDP、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札が予定されている。ハリス副大統領とトランプ前大統領の初の直接対決に注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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