豪・RBA議事録の内容に注目か

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豪・RBA議事録の内容に注目か

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作成

2024.10.08

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最終更新

2025.06.25

豪・RBA議事録の内容に注目か

今後の主な経済指標

  1. 1 豪・RBA議事録公表
  2. 2 米・クーグラーFRB理事の発言

昨日の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が8月の消費者信用残高を発表。結果は市場予想(120億ドル増)を下回り、前月比89億ドル増だった。一方、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が、「米経済が依然として回復力を持ち、労働市場も強いものの弱まりの兆しが見られる。連邦準備理事会(FRB)の利下げは、この状態を維持するために必要である」と発言。昨日のドル円は149円台まで上昇した後、じりじりと下落する展開となった。

欧州市場は、独・連邦統計局が8月製造業新規受注を発表。結果は前月比で5.8%減少し、前回の2.9%増から大きく悪化した。また、欧州連合(EU)の統計局が8月のユーロ圏20カ国の小売売上高を発表。結果は前月比0.2%増加し、7月の横ばいからわずかに加速した。発表後、ユーロドルは1.09697から1.09588まで下落。

本日の指標は、7:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、9:30に豪・RBA議事録公表、16:00に米・クーグラーFRB理事の発言、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、25:45に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。豪・RBA議事録の内容に注目したい。

著者情報

水島 新吾(みずしま・しんご) | Shingo Mizushima

独立系ファンドのアドバイザーを務める元外資系債券トレーダー。
ファンダメンタル重視の堅実なスタイルが特徴。

水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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