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作成日
:
2025.11.11
最終更新
:
2025.11.11
昨日の米国市場は、米政府機関の一部閉鎖が解除に向かう期待から世界的に株価が上昇すると、リスクオンの円売り・ドル買いが進行。米長期金利の上昇も支えとなり、ドル円は154.249まで上昇した。なお、FOMC投票権を持つムサレム総裁は「米経済は回復力があり政策は中立に近い」と発言。一方、FRBのミラン理事は「9月以降のデータはハト派的姿勢を示唆し、12月は0.50%の利下げが適切」と述べた。
アジア市場は、日銀は10月29~30日の金融政策決定会合の主な意見を公表。「利上げ再開に向け条件が整いつつある」との見方が出る一方、政策判断には来年の春闘初期段階の動向が重要との意見も複数あったことが分かった。また、中川順子審議委員は岡山市での講演で、経済・物価見通しが想定通り進めば、情勢の改善に応じて政策金利を引き上げ、緩和度を調整していく方針を示した。現行の金融政策方針を改めて確認する内容となった。
本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、8:50に日・貿易収支、16:00に英・失業率、17:30に英・グリーンMPC委員の発言、19:00に独・ZEW景況感調査が予定されている。米国は祝日。英・失業率の結果に注目したい。

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