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作成日
:
2025.12.02
最終更新
:
2025.12.02
昨日の米国市場は、米供給管理協会(ISM)が11月の製造業PMIを発表。結果は市場予想の49.0も下回り48.2と、前月の48.7から低下し9カ月連続で節目の50を下回った。関税措置の影響が続き、受注の弱さや原材料高が重荷となり、製造業の低迷が鮮明に。一方、米長期金利の上昇を背景にドル買い戻しが強まり、ユーロドルは1.16064まで下落した。
アジア市場は、日銀の植田総裁が18〜19日の金融政策決定会合で「利上げの是非を適切に判断する」と発言。企業の賃上げが順調に進んでいるとの見方を示し、会合までに追加の情報収集を進める考えを表明した。この発言を受け、市場では「日銀が今月にも追加利上げに踏み切る」との思惑が強まり円買いが先行。さらに米の利下げ観測もドルの重しとなり、ドル円は一時154.662まで下落した。
本日の指標は、6:10にNZ・ブレマンRBNZ総裁の発言、9:30に豪・住宅建設許可件数、豪・第3四半期経常収支、10:00に米・パウエルFRB議長の発言、16:00に英・BOE金融安定報告書公表、19:00に欧・消費者物価指数【速報値】が予定されている。欧・消費者物価指数【速報値】の結果に注目したい。

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