フィボナッチチャネル

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フィボナッチチャネル

読み方 ふぃぼなっちちゃねる

フィボナッチチャネルとは、チャネルラインをフィボナッチ比率に応じてずらして描画するテクニカル指標です。チャネルラインとは、トレンドラインを上方(上昇トレンドの場合)または下方(下降トレンドの場合)にコピーし、値動きが予想される幅を視覚化するものです。

フィボナッチチャネル

フィボナッチチャネルでは、本来のチャネルラインの外側に、チャネルの値幅を100%とした場合のフィボナッチ比率を表示します。61.8%、100%、161.8%、261.8%などのフィボナッチ比率がよく使われます。

フィボナッチチャネル

これらのフィボナッチチャネルは、サポートラインレジスタンスラインの役割を果たす傾向があります。そのため、利益確定の目標にしたり、逆張りエントリーポイントの目安にしたりすることができます。

point 基本は平行チャネル

フィボナッチチャネルは、トレンドラインとチャネルラインのペアで構成される平行チャネルをベースにしています。平行チャネルの幅を100%としてフィボナッチ比率を算出するため、幅そのものを調整すれば、フィボナッチチャネルの位置も変化します。MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)のフィボナッチチャネルは、平行チャネル描画機能を使って描画したものと同じ平行チャネルの上または下にフィボナッチチャネルが表示されます。

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作成日

2021.08.02

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最終更新

2024.11.22

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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