FXの初心者の失敗パターン10選!損したくない人向けに対策方法も解説!

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FXの初心者の失敗パターン10選!損したくない人向けに対策方法も解説!

FXの初心者の失敗パターン10選!損したくない人向けに対策方法も解説!

海外FX初心者が最初に直面するのは、「何から学べばよいのかわからない」「損をして失敗するのは避けたい」という不安です。実際、多くの初心者が同じような落とし穴にはまり、大きな損失を抱えてしまいます。

例えば、損切りができずに含み損を膨らませてしまうケースや、過度なレバレッジをかけて無謀な取引を行うケース、感情に流されて自分で決めたルールを守れなくなるケースが代表的です。こうした失敗は珍しいものではありませんが、事前に正しい知識を身につけていれば十分に回避できます。

本記事では、海外FX初心者が陥りやすい10の典型的な失敗パターンと、それぞれを防ぐための具体的な対策を解説します。さらに、安全に取引を始めるための8つの実践的なコツもご紹介します。

FX初心者よくある失敗パターン10選

多くの初心者が経験する失敗は、実はパターン化されています。自分の身に起こる前に、まずは典型的な失敗例を知りましょう。初心者によく見られる失敗パターンとして、以下の10個を紹介します。

  1. 損切りができないまま放置し続ける
  2. 過度なハイレバレッジで取引する
  3. 感情のままにトレードをしている
  4. ポジポジ病にかかっている
  5. ルールを決めず、無計画な取引を行っている
  6. 無計画なナンピンや両建てによる損失の拡大
  7. スワップ狙いのトレードで為替の変動に耐えられない
  8. 多くの通貨ペアに手を出してしまう
  9. 余剰資金以外でFXを行う
  10. 強制ロスカットラインを把握していない

ここからはそれぞれ1つずつ詳しく説明していきます。

1. 損切りができないまま放置し続ける

損切りはFXで稼ぐためには絶対に必要な行動です。「損切りするから負ける」というのは初心者に多い誤解で、実際には損切りを避けることこそが致命的な損失につながります

損切りできない背景の多くは心理的な要因にあります。特に次のような思考は、投資家を損切り不能に陥らせる典型例です。

  • 損失を確定させたくないという拒否感
  • 「もう少し待てば戻る」という希望的観測
  • 間違いを認めたくないというプライド
  • 「損切り=敗北」という誤った理解
  • 損切りしなかった結果うまくいったという危険な成功体験

こうした状態でトレードに取り組むと、適切な判断が難しくなります。適切な損切りをしていれば小さな損失で済んだものが、取り返しのつかない損失へと膨らんでしまうのです。

ポジションを持った直後に逆行し、損切りせずに保有し続けた結果、含み損が広がり、気が付けば損切りできない状態になっていたというパターンは、大損してしまう投資家によく見られます。

point ポイント

損切りは相場の世界で生き残るための武器であり、その武器を放棄するという選択は、非常に不利な状態でトレードをしていることになります。負けを最小限に抑えることで、次のチャンスを冷静に掴むことができます。

トレード前にどこで損切りをするのか決めておき、必ず実行するようにしましょう。

2. 過度なハイレバレッジで取引する

海外FX初心者が最も失敗しやすいのが、過度なハイレバレッジでの取引です。確かにハイレバレッジは少ない資金で大きな取引を可能にし、大きな魅力でもあります。しかし同時に損失のリスクを一気に拡大させる要因でもあり、扱い方を誤れば資金を短期間で失いやすいのです。

特に初心者は次のような失敗に陥りがちです。

  • 大きなロットを持ちすぎて数回の損失で資金を失う
  • 損失のスピードが速く、冷静に判断できなくなる
  • 強制ロスカットにより想定以上の損失を抱える

こうした危険性があるからといって、レバレッジそのものが悪いわけではありません。資金に対して適切なロットを設定し、損切りルールを徹底すれば、ハイレバレッジは効率よく資金を活用できる強力なツールになります。

XS.com(エックスエス) では、最大2,000倍という業界トップクラスのレバレッジを提供しています。これは無謀に大きな取引を推奨するためではなく、資金効率を高めながら少額からでも柔軟に戦略を組み立てられるようにするためのものです。正しいリスク管理と組み合わせれば、初心者の方でも段階的に経験を積みながら取引を拡大していけます

point 注意事項

数回負けると同じロット数でのトレードができなくなるくらいのレバレッジをかけている場合は、注意が必要です。少し負けが続いただけで、簡単に取り返せない損失額になってしまう可能性があります。

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3. 感情のままにトレードをしている

海外FXにおいて、感情に左右されたトレードは大きな損失につながりやすいです。

トレード中は、興奮や焦り、悔しさといった感情が生まれやすいため、冷静な判断が難しくなります。感情に左右されると陥りやすいパターンを挙げると、以下の通りです。

  • 負けをすぐ取り戻そうと焦る
  • 勝ったあと気が大きくなる
  • 含み益を失いたくない一心ですぐに利確してしまう
  • 損失を認められず損切りできない

こうした感情的な行動は、エントリーポイントの吟味が甘くなったり、ロットを不用意に大きくしたりといったミスにつながり、結果的に大きな損失を招きます。

知識や手法に問題がなくても、感情に従うだけで勝てなくなるのがFXです。自分に合った対策を見つけ、感情に流されないトレードを心がけましょう。

point ポイント

感情に左右されないための対策は、トレーダーの性格によって異なります。エントリー前に利確ラインと損切りラインを決めてロットを抑える方法や、指値逆指値を設定してチャートを閉じる方法などが有効です。

4. ポジポジ病にかかっている

海外FX初心者が陥りやすい失敗のひとつが「ポジポジ病」です。これは明確な根拠がないまま頻繁にエントリーを繰り返してしまう状態を指し、資金を減らす大きな原因となります。

「チャンスを逃したくない」「とにかくトレードしたい」といった感情に突き動かされ、相場分析が不十分なままポジションを持ってしまうのが特徴です。悪化すると常にポジションを保有していないと落ち着かない状態に陥ります。

ポジポジ病に陥る主な要因は次の通りです。

  • ポジションを持っていない時間を無駄だと感じる
  • 利益が出ない日は失敗だと感じる
  • SNSなどで他人のエントリー報告をみて焦りを感じる

こうした心理状態では、目的が稼ぐことからトレードすることに変わり、エントリーの判断基準が曖昧になってしまいます。焦らず、チャンスが来るまで「待つ力」を育てていきましょう。

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5. ルールを決めず、無計画な取引を行っている

初心者によく見られる失敗の一つに、トレードルールを決めないまま無計画なトレードを行うことが挙げられます。

エントリーポイント、損切り、利益確定のルールがない状態での取引は、場当たり的なトレードになりがちで、安定して利益を出すことは難しくなります。

明確なルールがないことによる主なデメリットは、以下の通りです。

  • 再現性がないトレードでギャンブル要素が強くなる
  • 勝敗の要因が分からないため上達できない
  • 損切りできず強制ロスカットになるリスクがある
  • 早すぎる損切りで損切り貧乏になるリスクがある
  • 利益確定できず最終的に損失に転じる可能性がある

例えば、明確なルールがない場当たり的なトレードでは、たとえ一度勝てたとしても、次に同じような状況が来たときに、同じ根拠で取引を再現することは難しいでしょう。また、負けてしまった場合も、その原因が分からず、改善策を見つけることができません。

point 注意事項

損切りや利益確定の判断を感情に任せてしまうと、さまざまなリスクが生じます。損切りできずに強制ロスカットになったり、早すぎる損切りで損失を積み重ねてしまうことがあります。利益確定が遅れて含み益が縮小したり、逆に早すぎる利確で大きな利益を逃したりする可能性もあるので注意が必要です。

6. 無計画なナンピンや両建てによる損失の拡大

ナンピンや両建ては使い方を間違えると、損失が膨らむリスクの高い手法です。そもそも、ナンピン・両建ては難易度が高く初心者にはおすすめできません。

初心者にありがちなナンピンや両建ての失敗例を挙げると、以下のようなものがあります。

  • 反発前提でナンピンを繰り返してロスカットされる
  • ナンピンで資金を使い果たして反発時にエントリーできない
  • 安易な両建てを繰り返して手数料が多くかかる
  • 両建てを外すタイミングを誤って大損する

ナンピンとは、ポジションを保有中に相場が意図と逆方向へ動いた際、追加で同じ方向にポジションを積み増すことで平均取得価格を引き下げる戦略を指します。反転すれば平均価格が下がっている分だけ利益が出やすくなりますが、相場がさらに逆行した場合には損失が急速に拡大しやすいというリスクも伴います

ナンピン買い

ナンピン買い

含み損が出ている買いポジションに対して、追加で買い増して平均取得単価を下げる手法です。反発時に損失を早く解消できますが、下落が続くと損失が拡大しやすくなります。

ナンピン売り

ナンピン売り

含み損が出ている売りポジションに対して、追加で売り増して平均売り単価を上げる手法です。下落時に損失を早く解消できますが、上昇が続くと損失が拡大しやすくなります。

そして、両建てをすれば含み損が固定されると安心するのも良くありません。安易にエントリーをした場合、スプレッドや取引手数料などの取引コストが嵩みやすくなります。

加えて、両建てをした場合、一時的に含み損の拡大は避けられますが、いつかは両建てを解除しなければなりません。相場の天井や大底を正確に読み切ることは難しく、両建てを解除した途端に含み損が拡大して、結局ロスカットされることもあります。

損切りを回避するための場当たり的なナンピン・両建ては損失を膨らませる原因になるので、計画的なものを除くとおすすめできません。

7. スワップ狙いのトレードで為替の変動に耐えられない

海外FXで初心者が陥りやすい失敗のひとつが、スワップポイントを狙った長期保有で損失を抱えることです。スワップ狙いのトレードは、一見すると、毎日スワップによるインカムゲインが積み上がるため安定した収益が得られるように思えます。しかし、実際には為替変動による損失がスワップ収益を上回り、結果的に大きな損失を抱えてしまうケースが少なくありません。

特に以下のような高金利通貨は、政治や経済の不安定さから為替変動リスクが高く、短期間で想定外の値動きをすることもあります。

  • メキシコペソ
  • トルコリラ
  • 南アフリカランド

例えば、トルコは政策金利が43.00%(2025年7月発表)と高水準な金利が設定されているものの、トルコリラは慢性的な財政赤字や政情不安により、1990年代から継続的に下落しており、ロングポジションを長期保有する場合は注意が必要です。

実際トルコリラ円は2020年8月2日〜2025年8月2日で15.08円から3.58円まで下落しており、5年間で75%も下落しています。

一方で、メキシコペソ円や南アフリカランド円はトルコリラ円ほど下落しておらず、2020年以降のみを見ると上昇する局面もありました。とはいえ、急激なインフレや地政学リスク、暴動などにより下落する可能性も低くないため、スワップポイントで得られる利益を為替差損が大きく上回る可能性もゼロではありません

なお、スワップを気にせず柔軟に取引したい方には XS.com(エックスエス) が便利です。全口座タイプでスワップフリーに対応しており、銘柄や期間に一部制限はあるものの、為替変動リスクに集中した戦略を取りやすい環境を提供しています。

8. 多くの通貨ペアに手を出してしまう

海外FX初心者の失敗でよく見られるのが、「稼げるチャンスを逃したくない」と考え、複数の通貨ペアに同時に手を出してしまうパターンです。

通貨ペアはそれぞれ値動きのクセや経済指標の影響、相関関係が異なります。そのため初心者が複数の通貨ペアを同時にトレードすると、例えば次のような問題が起こりやすくなります。

  • 一つひとつの通貨ペアを集中して深く分析しにくい
  • どの通貨ペアがどんな理由で動いているのか把握しづらい
  • 各ポジションの損益が把握しにくくなる
  • 相場の急変時にどのポジションから決済すべきか迷う

初心者が一度に多くの通貨ペアに手を出すと、個々の通貨ペアの動向を正確に把握できないことがあるので、誤った判断をして損失を被る可能性があります。また、全ポジショントータルの損益がわかりにくくなったり相関性の高い通貨ペアを同時に保有するリスクに気づけずに、想定よりも損失額が大きくなるかもしれません。

point 豆知識

相関性の高い通貨ペアとは、似たような値動きをしやすい組み合わせのことです。たとえば、ドル円とユーロ円は相関性が高いことが多いため、ドル円が上昇するとユーロ円も上昇しやすくなります。相関性の高いドル円とユーロ円の買いポジションを同時に保有していた場合、円安に進めばドル円のみを保有するよりも多くの利益を期待できます。一方で、円高に転じた場合は、ドル円のみを保有するよりも大きな損失を被ることがあるので注意が必要です。

9. 余剰資金以外でFXを行う

海外FX初心者の失敗で多いのが、生活費や借入金といった「余剰資金ではないお金」を使って取引を始めてしまうことです。本来、FXは失っても生活に影響のない余剰資金で行うべきですが、必要なお金を資金に回してしまうと、精神的なプレッシャーが大きくなり、冷静な判断を妨げる要因となります。

その結果、損切りが遅れたり、損失を取り戻そうと無謀なトレードを繰り返したりして、失敗がさらに大きな損失につながる危険があります。

例えば、毎月ぎりぎりの生活をしている中で、生活費から5万円を海外FXに投入した初心者Aさんのケースを見てみましょう。

Aさんは「5万円が10万円になったら生活費に充てよう」と考えて取引を始めましたが、相場は思い通りに動かず損失が拡大。資金が減ったことで冷静さを失い、さらに大きなロットでポジションを取り、結果的に強制ロスカットに。失ったお金を取り返そうとクレジットカードで追加資金を入れたものの、損失はさらに膨らみ、生活費の不足にまで発展しました。

海外FXで成功するためには、冷静な判断力と長期的な視点が欠かせません。生活に必要なお金を資金に充ててしまうことは、初心者にとって最悪の失敗パターンのひとつです。余剰資金を使うことこそが、FXにおける最低限の条件だと理解しておきましょう

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10. 強制ロスカットラインを把握していない

強制ロスカットラインを把握していない状態でトレードした場合、想定外のタイミングでポジションが強制的に決済されて大きな損失を被る可能性があります。

例えば、ドル円が150円のときに買いポジションを保有したとします。強制ロスカットのラインが149.5円であることを知らずに、「149円までなら耐えられる」と思っていた場合、実際の損失は想定よりも早く確定されてしまいます。

ロスカットの執行で大損した例

そもそも、強制ロスカットに頼るような取引は資金管理が適切にできていない証拠です。ラインを把握することも大切ですが、それ以前に強制ロスカットが発動するリスクが高まるような無理なトレードを避けることこそが、安定して資金を守るために最も重要であると理解しておきましょう。

point 注意事項

海外FXでは強制ロスカットされる水準証拠金維持率の20%など低く設定されていることが多いです。一度強制ロスカットされると資金の大半を失ってしまいます。追加入金しない限り、その損失分を取り返すことは非常に難しくなるでしょう。

FX初心者が失敗を避けるための対策

ここでは、FXにおける失敗パターンを回避し、継続して利益をあげるための実践的な対策を8つ紹介します。

  • 計画的で根拠のあるトレードを心がける
  • 損切りのルールを守る
  • 小さいロットで取引する
  • 余剰資金を確保した上でFXを始める
  • 銘柄は少数に絞る
  • トレード記録を付ける
  • 金額を目標にしない
  • デモトレードをしてみる

それぞれの対策を順番に見ていきましょう。

1. 計画的で根拠のあるトレードを心がける

トレードは、その時の気分や印象などによって場当たり的にするのではなく、戦略と根拠に基づいて行うべきです。行き当たりばったりのトレードは再現性が無い上に、感情任せになりやすくポジポジ病にもなりやすいので、損失を招く典型的な原因になります

エントリー条件、決済条件やポジションサイズの決め方などトレードルールを具体的に設定し、そのルールを守るようにしましょう。

チャートの形やテクニカル指標、ファンダメンタル要因など、自分なりに「なぜ今そのエントリーをするのか」を明確に説明できる状態が理想となります。

point ポイント

一度決めたルールはころころ変えずに同じルールを一貫して守るようにしましょう。

ルールを変えずにトレードを続けることで勝ちパターン・負けパターンが蓄積され、改善や最適化ができるようになります。たとえ一時的に負けが続いても、検証して改善する余地が残ります。

ルールを変えずに守ることは、自分のトレードをデータ化・分析し、ブラッシュアップさせるために欠かせないステップです。

2. 損切りのルールを守る

損切りは全てのトレーダーが使える強力な武器です。ベテランの専業トレーダーでも損切りは日常茶飯事であり、損切りを実行するからこそ資金を増やしていけます。

ただ、意思だけでルールを守れるようになるのは簡単ではありません。意思の力が弱い人でも損切りのルールを守るためには、逆指値注文を活用することが重要です

ただし、設定した逆指値を消したり動かしたりする人もいます。その場合は新規注文と同時に指値・逆指値を設定してからしばらくチャートから離れるようにすることで、感情がトレードに介入することを避けやすくなります。

3. 小さいロットで取引する

海外FXの初心者が失敗しやすいのは、いきなり大きなロットで取引を始めてしまうケースです。最初は小さなロットから始め、慣れてきたら徐々に取引量を増やしていくのが安全です。

過大なロットサイズで取引すると、一度の損失で資金が大きく減るだけでなく、含み損が急速に拡大して精神的なプレッシャーが強まり、冷静な判断を欠きやすくなります。これは海外FX初心者が失敗する典型的なパターンです。

特に初心者は、次のような状況に陥りやすいため注意が必要です。

  • 含み損に耐えられず早い損切りを繰り返す
  • 含み損が膨らんで大きな損失に発展する
  • 含み益が出てもすぐに決済してしまい、利益を伸ばせない
  • ロットサイズが大きすぎて、損切り予定額に到達する前に強制ロスカットされる

損切りになったとしてもトレード資金とご自身の感情の両方が許容損失額に収まるロットサイズでトレードをすることが重要です。

XS.com(エックスエス) では、初心者の方でも安心して取引を始められるよう「セント口座」をご用意しています。セント口座では通常のロットよりもさらに小さい「セントロット」で取引できるため、実際の相場感を掴みながら、リスクを最小限に抑えて練習することが可能です。少額から始めて経験を積むことで、海外FXの初心者が失敗を避けながら着実にステップアップできる環境を整えています。

4. 余剰資金を確保した上でFXを始める

海外FXを始める初心者が失敗しないためには、まず余剰資金を用意してから取引を始めることが大切です。余剰資金とは、生活費や固定費、緊急時に必要なお金を差し引いてもなお余裕がある資金を指します。この準備を怠ると、損失がそのまま生活の負担となり、精神的にも追い込まれやすくなります。

実際に入金する際は、資金を一度に投入せず、分割して使うのがおすすめです。例えば余剰資金が100,000円ある場合、20,000円ずつ入金して運用するようにします。万が一強制ロスカットで資金をすべて失っても、再度入金して取引を続けられる体制を整えておけば、冷静に判断しやすくなります。

さらに、分割入金には心理的なメリットもあります。海外FXの初心者は失敗すると取り返そうと無理な取引をしがちですが、資金を小分けにしておくことで損失のショックを和らげ、落ち着いた取引がしやすくなります。

ただし、入金額が少なすぎると慎重さを欠いた取引につながる場合もあるため、資金計画はバランスを意識することが重要です

point ポイント

余剰資金の作り方としては、毎月の給与や副収入から一定額を積み立てるほか、不要なサブスクや固定費を見直して捻出する方法もあります。こうした工夫で余剰資金を確保し、無理のない範囲で挑戦することが、海外FX初心者が失敗を避けるための第一歩です。

5. 銘柄は少数に絞る

海外FXの初心者が失敗しないためには、最初から多くの銘柄に手を出さず、監視する対象を少数に絞ることが大切です。銘柄が多いほど、それぞれの値動きを把握するのが難しくなり、判断が曖昧になりやすいからです。

また、各通貨ペアには独自の値動きのクセや、経済指標の影響を受けやすいといった特徴があります。例えば複数の通貨を同時に追いかけるよりも、まずはドル円に集中して観察したほうが、値動きの傾向をつかみやすくなります。

さらに、2つ以上の銘柄で同時にポジションを持つことは避けましょう。複数銘柄を保有すると、損益の計算が複雑になり、決済の判断も遅れやすくなります。これは海外FX初心者が失敗する典型的なパターンのひとつです。一度に監視する銘柄やポジション数を増やすのは、トレードに慣れてからにするのが無難でしょう。

6. トレード記録を付ける

FXで継続的に成長するためにはトレードの振り返りが欠かせません。そのために必要なのがトレード記録です。毎回トレードの記録を残すことで自分の癖や改善点が見えやすくなる上、感情的なトレードを避けやすくなります。

トレード記録を振り返ることで、以下のような気付きが得られます。

  • 損切りできなかったトレードが多い
  • ある時間帯で集中して負けている
  • 感情でエントリーしてしまったときの負けが多い

こうした分析ができれば、無駄なエントリーを減らしつつ、得意なパターンやタイミングでのみ取引しやすくなるでしょう。

トレード記録に記載する項目例を挙げると、以下の通りです。

トレード記録に記載する項目例

項目 記載例
エントリー日時 2025年8月5日14時30分
通貨ペア USD/JPY
エントリー理由 日足・4時間足が上昇トレンド、1時間足移動平均線のゴールデンクロス
決済理由 ローソク足が1時間足20SMAを下抜け
ロット/ポジション数 0.1ロット/1ポジション
エントリー価格/決済価格 145.300~145.530
損益 23pips
感情・状況 20SMA下抜け後、再び上昇を期待して保有したものの結局は利益が縮小した
振り返り・反省点 条件を満たしても利確せず、結果的に利益を減らした
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記録する媒体は表計算ソフトや文書作成ソフト、手書きノートなど自由ですが、PCで記録するとキャプチャ画像を残しやすいので振り返りを行いやすくなります。

また、過去の成功トレードやルール通りに動けたかを振り返ることで、感情に流されにくくなるでしょう。

7. 金額を目標にしない

海外FXの初心者が失敗しやすい理由のひとつが、「毎月100万円稼ぐ」といった金額目標を掲げてしまうことです。このような目標を設定すると、金額を追いかけるあまり無理なトレードを重ね、かえって損失を大きくしてしまうケースは少なくありません

金額を目標にすると、次のような行動に陥りがちです。

  • 達成するためにロットを増やす
  • 焦ってトレードルール外の場面でもエントリーする
  • 損失を取り返したいがための焦りが生じる
  • 損切りをしない

これらはすべて、大きな損失を招く典型的な失敗パターンです。

相場は常に同じ動きをするわけではなく、勝ちやすい局面と勝ちにくい局面があります。例えば、トレンド相場で有効な手法をレンジ相場で使えば思うように利益は伸びないでしょう。そのため、「毎月◯円稼ぐ」といった固定的な金額目標は、相場の変化と噛み合わず無理な取引につながりやすいのです。

FX初心者が意識すべきなのは金額ではなく、「ルールを守って取引する」「感情に流されず損切りする」といった行動面での目標です。こうした姿勢が積み重なることで、結果的に利益がついてくるでしょう。

8. デモトレードで練習する

初心者は実資金を使う前にデモトレードで練習することをおすすめします。デモトレードでは、実際の資金を使わずに取引を体験し、操作方法や値動きに慣れることができます。

つまり、資金を失うことがないので、操作ミスをしてもお金を失うことがありません。加えて、精神的に落ち着いてトレードができます。

まずは、デモトレードの環境で利益を出せるようになってからリアルトレードに挑みましょう。

point 豆知識

デモトレードでどれだけ大きく勝ち越しても、リアルトレードに切り替えた際は小さいロットから始めるべきです。リアルトレードでは、実資金を使うため、デモトレードの時に体験しなかった精神的なプレッシャーを感じながらトレードすることになります。加えて、約定力やスプレッドも異なることが多いため、いきなり大きい金額で取引を始めることは推奨できません。

参照:デモ口座がおすすめの海外FX業者の特徴はこちら

初心者はFXの失敗を恐れないことが重要

海外FXを始めようとする初心者の多くは、「失敗したくない」「損をしたくない」という気持ちを強く抱きがちです。ですが、100%勝ち続ける方法は存在せず、損失そのものを完全に避けることはできません。大切なのは、想定外の大きな損失を避け、計画的にトレードを続けることです

FXの世界では、ルールに従ったトレードができていれば、一時的な損失による負けも「失敗」ではありません。むしろ、ルールを破ったトレードや感情に任せた無計画な取引こそが本当の失敗につながります。想定外の損失を繰り返さない限り、FXは恐れる必要はないのです。

XS.com(エックスエス) では、初心者の方でも安心して始められるよう、口座開設時に利用できるウェルカムボーナスをご用意しています。ノーリスクで取引を体験できるため、最初のトレードで不安を感じることなく、損失リスクを抑えた状態でFXをスタートできます。

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作成日

2025.09.17

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最終更新

2025.10.03

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