ライントレード

streamline streamline

ライントレード

読み方 らいんとれーど

ライントレードとは、チャート上にさまざまなライン(線)を引き、そのラインと価格レートとの位置関係によって売買判断をするトレード手法のことです。ラインには、サポートラインレジスタンスライントレンドライン、チャネルラインなどがあり、こうしたラインを使うトレードは、一般的に全てライントレードと呼ばれます。

例えばトレンドラインでは、上昇トレンドや下降トレンドが発生しているときに、ローソク足ヒゲの先端同士、もしくは実体部分の先端同士を結んでラインを引きます。トレンドに乗ってトレードをしていくには、このトレンドラインにタッチしたところで押し目買い(下降トレンドの場合は戻り売り)をするのが有効な戦略となります。

上昇トレンドラインとレジスタンスライン

その他にも、レンジ相場においてサポートラインやレジスタンスラインがしっかりと機能している場合は、その上下のライン付近でレートが反発することを予測して逆張りエントリーをする判断材料にすることもできます。

上昇トレンドラインとレジスタンスライン

また、トレンドラインと平行のラインをもう1本引き、それがもう一方の高値(もしくは安値)同士を結んだ線として描けるのであれば、それはチャネルラインとなり、上下それぞれが相場の反発濃厚なポイントとして意識されるようになります。

point ラインは細い線ではなく、幅を持った帯と考える

ライントレードというと、まるでその線でピタリと値動きが跳ね返るかのような印象を持つ人も多いですが、実際の相場でそのようなことはありません。ヒゲや実体がはみ出すことや、届かないことはよくあります。そうした重要なラインを細い線ではなく、ある程度幅を持った帯と考えると、値動きの反転をつかみやすくなります。

icon

作成日

2021.02.17

icon

最終更新

2024.11.20

著者情報

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

山田 大護

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

免責事項:Disclaimer

icon

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。

これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。